目次
初めに
こんにちはYumaです。
今回は北マケドニアに来たら訪れてほしい観光都市を5つ紹介します。
北マケドニア観光を計画している方でしたら首都スコピエはある程度馴染みがあると思いますが、マケドニアには他にも多くの魅力的な街があるので長期滞在を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
基本的にマケドニアの都市間の移動はバスがメインの手段になります。
長距離バスのチケットはオンラインで買うことができますが、稀にバスステーションのみでしか買えない場合もあるので注意して下さい。
Googleなどで目的地を入力し(例えばfrom skopje to ohrid)いくつかのバス会社が見つかると思うので価格を参考にして購入して下さい。
片道でしたら高くても2000円くらいで買うことが出来ます。
*僕はよくこのサイトを使っています。
https://getbybus.com/en/bus-skopje-to-ohrid
バスは日本でよく見る大型バスのようなものが多いですが小型のバンのようなものもあり、実際にバスステーションに着いてみないとわかりません。
エアコンが付いてないこともあるので夏場は水分などを持参して下さい。
それではマケドニアおすすめの観光都市を紹介していこうと思います。
スコピエ / Skopje
北マケドニア共和国の首都スコピエには、国全体の3分の1の人口が集まっており、文化、経済、政治の中心都市です。
スコピエはヴァルダル川を境に二つの地域に分けられることが出来ます。
ヴァルダル川から北にはスタラ・チャルシアと言われる旧市街地、バザールが位置しており、この地域は12世期のオスマン帝国の支配下で急速に発展し街の交易と商業の中心と栄えていました。
川の南側は1963年スコピエ大震災以降に建てられた現代的な建物で構成されているツェンタルという地域です。
スコピエに着いてまず驚くのはその銅像の数です。特に中心部に位置するアレクサンダー広場周辺には数十体の銅像を見つけることが出来ます。
その中で特に目立つのはやはり25メートルを超えるアレクサンダー大王の銅像です。街のランドマークにもなっています。
スコピエは少し奇妙な街並みをしており、歴史的なレンガ作りの建物とコンクリートでできた現代的な建物がアンバランスに並んでいます。
街中をロンドンバスのような赤色の二階建てバスが走っていたり、パリの凱旋門のようなものもありかなり違和感を感じます。
街並みの改装計画が進んではいるようですが、まだまだ統一感はなく疑問を抱くような見た目になっています。
先ほど述べたスタラ・チャルシアと言われる旧市街地がメインの観光地になると思います。多くのお土産ショップやお洒落なレストランが軒を連ねており、歩くだけでも楽しい地域です。
また中心にあるヴァンダル川沿いの建物は夜になるとライトアップされ、非常に幻想的な景色を楽しめます。カップルなどの姿も多く見かけます。
スコピエには考古学博物館やホロコーストミュージアム、マザーテレサ博物館など興味深い博物館が多くあるので是非訪れてみて下さい。
オフリド / Ohrid
オフリドは僕が実際に長期で滞在していた街です。
オフリドがマケドニア内でも有名な観光地で地元の方だけでなく様々な国からの観光客で賑わっています。
マケドニアの南西部に位置しており、スコピエからですとバスで3時間弱で着くことが出来ます。
夏のリゾート地としてのイメージが強く大きな湖(オフリド湖)沿いには多くのリゾートホテルやビーチが点在しています。
街の規模はそこまで大きくありませんが自然が豊かな美しい都市なのでゆったりと夏を過ごしたいという方にはオススメです。
街にはおしゃれなレストランやバーが多くあるので興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
オフリドには自然を生かしたアクティビティーが多くあります。
オフリド湖を周遊するクルージング、上空を旋回するパラグライダー、山の中を走り抜けるバギーなど。
こちらの記事でいくつか紹介しているので覗いてみて下さい。
日本ではなかなか体験できないアクティビティーが盛り沢山なので是非楽しんでみて下さい。
またオフリドでは音楽イベントなども盛んに行われており、特に夏場にはバルカン半島や他のヨーロッパの国々から有名なDJや歌手などが集まるフェスが開催されます。
僕も実際にOhrid Callingという四日間かけて行われる大きなイベントに行ってきました。1万人以上が集まった大規模なフェスティバルで会場の熱気はものすごかったです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
このようにオフリドは小さな街ですが非常に魅力的な街です。もし夏にマケドニアを旅する機会がありましたら是非訪れてみて下さい。
テトヴォ / Tetovo
スコピエの西に位置するテトヴォ、海抜が468メートルと高い高原都市です。
スコピエと比べると少し大きさは劣りますが、交通量が多くビルなども多くみられます。
ショッピングセンターやおしゃれなレストランが立ち並び、買い物などを楽しむことが出来ます。
テトヴォのすぐ隣には数百メートルの山がいくつかあり、山頂付近にあるカフェなどにはタクシーで行くことが出来ます。
高原都市ならではの景色を楽しみながコーヒーなどで一息するのがオススメです。また、純粋に登山を楽しんでいる方も多くみられました。
都市と自然が絶妙に調和しているのでどちらも楽しむことが出来ます。
スコピエからバスで20分から30分くらいで行くことができるので、もしスコピエから近場の観光地を探しているという方にはオススメです。
地元の友達から教えてもらったおすすめお店にR O S Eというカフェがありました。
こちらは今年できたばかりのカフェで内装に非常に凝っていて、可愛く写真が撮れると地元でも有名になっていました。
写真のように店内はピンク一色で女の子には大人気のカフェでした。
可愛い写真を撮りたい女性の方にはオススメのお店です。
グーグルマップにはまだローケーションが登録されていなかったので隣にあったバーの現在地を載せておきます。
https://goo.gl/maps/yGptyf2e3guPSrwN7
機会があったら訪れてみて下さい。
ストゥルガ / Struga
ストゥルガはオフリドから地元のバスで20分ほどのところにある街です。オフリドと同じく湖に接しているためビーチなどが多く夏のリゾート地として有名です。
地元のバスは10人乗りくらいのワゴン車のような見た目で、オフリドからですと70ディナール(150円くらい)で行くことが出来ます。
タクシーを使っても1,000円ちょっとで行けるのでオフリドに観光に来た方には是非行って欲しい観光地です。
アルバニアとの国境に近いためアルバニア人が多く暮らしています。そのため、オフリドとはあまり関係が良くなく、スポーツ行事などではライバル関係にあるらしいです。
ストゥルガで一番有名なのはメインストリートにあるこの傘を使ったモニュメントです。青や白などの色をメインに使っていて青空との相性が抜群です。
またシーシャが人気で街中のバーなどで吸っている人を多く見かけます。地元のマケドニア人もシーシャを目当てにストゥルガに足を運んでいます。
オフリド同様あまり大きな街ではありませんが、自然が豊かでゆったりと観光できる街なので是非訪れてみて下さい。
ビトラ / Bitola
最後に紹介するのはビトラという都市です。北マケドニアの南西部、ギリシャの国境近くに位置する都市です。人口は8万人弱とスコピエに次ぐ大都市です。
大変歴史のある街で歴史が好きの方には非常にお勧めできる都市です。
紀元前に存在したマケドニア王国、その礎を築いた王フィリッポス2世の像を街の中心に据えています。
世界史を高校で履修した方なら聞き覚えのあるアレクサンダー大王の父親です。彼は当時ギリシャの弱小国であったマケドニアの軍政改革を進め国力を飛躍的に成長させました。
その後カイロネイアの戦いに勝利しギリシャのほとんどの覇権を握ったカリスマ性のある王様です。
そんなフィリッポス2世によって建てられたヘラクレア遺跡は非常におすすめの観光スポットです。
ローケーション:https://goo.gl/maps/uMdMLaETAL7A66vZ7
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は北マケドニアの観光都市を紹介してみました。
北マケドニアと聞いても日本人には馴染みのないと思いますが、多くの見所がある美しい国です。
他にも地元の友達から教えてもらったところだと、スコピエの東にある第二の都市クマノヴァやワインの製造地として有名なカヴァダルツィなど、まだまだ紹介しきれなかった街が多くあります。
北マケドニアはまだまだ知名度が低く発展途上国ですが、他にはない魅力が多くある国なので、もし東ヨーロッパやバルカン半島を訪れる機会がありましたら是非北マケドニアにも足を運んでみて下さい。