Ayano(海外インターンシップ)
滞在期間:10週間(約2か月半、2022年5月~7月上旬)
滞在目的:知らない世界へ飛び込む
[Writerity Schoolでよかったこと]
来る直前まで名前さえ知らなかった国で、どんな方がいて、どんな生活をするのかも想像できないほど、全くと言っていいほどわからないまま北マケドニアという国に飛び込みました。今は、情報が簡単に手に入る時代にも関わらず、日本語で北マケドニアを検索すると情報がそれほどありませんでした。それもそのはず、日本人が全く住んでいないということと、訪れるアジア人が少なすぎるからです。そんな国で2ヶ月半住めたことは、私にとって本当に貴重な経験でした。
Writerity Schoolはいい意味で ”変な人”しかいなくて面白かったです。変な人というと日本語ではパワーワードに聞こえ、かなりネガティブに感じますが、この言葉はとってもいい意味だと私は解釈しています!「みんな自分を持っているということです。」
これは、自分の意見や考えをしっかり表現でき、自分の人生に反映させられる人ということです。そして、自分の理想に近づくために大きな一歩を踏み出し行動できる勇気がある人ということです。どんな国なのか、情報がほとんどない国に行こうと思える時点で、かなり勇者だと思っています。それぞれの人生があって、過去、現在、未来とみんなで語れること、笑い合えることが何よりも刺激的でした。
又、日本人だけではなく、現地のマケドニアの方々がとにかく温かく、優しかったので新しい文化や価値観に出会えたことが私の財産です。
Writerity Schoolがなければ、マケドニアという国名を発することすら私の人生にはなかったかと思うので、Writerity Schoolに出会えて本当に良かったです。みんな冒険心があり、遊び心があり、楽しいことが好きな方々なので、仕事でもプライベートでも毎日が本当に楽しかった!!
[なぜ、Writerity Schoolを選んだのか]
私は元々オランダに住んでいて、この後ドイツに移ります。その間に少し時間が空いたので、他のヨーロッパの国を探していたところWriterity Schoolと出会いました。そして、北マケドニアについて調べ、「オフリドと言えばここ!」というほど、有名で美しいカネオ教会の写真を見た瞬間に「行くしかない!!」という使命感に駆られました。カネオ教会の写真のおかげで私は今ここにいるのだと思います。
知らない世界に行くこと、体験すること自体にワクワクするタイプなので、人気のユーチューバーが北マケドニアを紹介していたらみんなが知っている国になっていたと思うので、私はここに来てなかったかも知れません笑。そのくらいマニアックな国であるということが、私にとってマケドニアの一番の魅力だと思っています。
[インターンシップを行ってみて]
私の業務内容は日本の方にもっと北マケドニアを知ってもらえるように情報を集め、自ら体験し、ブログを書くこと。そして、現地の方と一緒にみんなのご飯を作ることでした。オフリドにはアジアンスーパーがありません。
ここに来てから、アジアンスーパーのない国が存在することを初めて知ったくらい、他で訪れた国には当然のようにありました。なので、現地の調味料でいかに日本の味に近づけるのか、毎回試行錯誤していました。又、現地の方が作って下さるマケドニア料理も本当に美味しくて”マケドニアの味”を体験できて良かったです。
ここに来る前は言語の問題など全く考えず、ヨーロッパだから少しは英語が通じるだろうと安易な考えをしていました。しかし、ここは北マケドニア!!現地の公用語はマケドニア語です。マケドニア語という言語があることも初めて知りました。
最初は呪文にしか聞こえなかったのですが、マケドニアの方と一緒に調理していく中で、相手に英語を話してほしいということではなく、私がマケドニア語を理解すればいい!と考えるようにしました。今では野菜の名前や頻繁に使う言葉であれば通訳なしでも意思疎通ができるようになりました。これも全てが体験。共通言語がないなら、自ら相手の言語を習得すればいい。そんな想いで、相手を知りたいと思えたらどんな手段でも通じ合えることを経験できました。
[滞在先について]
滞在先は本当に私の理想とする場所でした。部屋とオフィスが同じ建物なので移動する時間が必要ありませんでした。そして、オフィスの目の前は湖なので朝早く起きて誰もいないビーチでヨガをしたり、本を読んだり、時には何も考えず、ただボーッとする時間にしていました。
私がここを選んだ理由のカネオ教会もすぐ近くなので、朝早くカネオ教会まで歩いて行き、世界遺産貸切ごっこをしていました!!笑。7時頃に行くと観光地なのに誰もいないので、ゆったりと世界遺産を一人占めできました。
日本で言うコンビニがオフィスの隣にあるのと、歩いて15分ほどの場所にスーパーがあったので食べ物には全く困らなかったです。センター街にも20分程で行けるので、休日にはカフェやレストランで過ごすこともでき、大満足でした。
住む場所がセンター街にあった方が楽だと思われる方もいるかもしれませんが、20分程離れた場所にあることで、夜はとっても静かでした。朝は小鳥の鳴き声と、陽の光で目が覚め、「なんていい朝なんだ!!」と感じることができ、まさに非日常の中にいました!!
全てがちょうどいい距離にあったので、毎日朝と仕事終わりにお散歩に行くことが楽しみで仕方なかったです。おかげで日焼けをしましたが笑、毎日ビーチで太陽からたっぷりエネルギーをいただき、自然に癒されて本当に幸せでした。
[その他]
文面からお分かり頂けるように、ここでの生活は本当に楽しい日々でした!海外インターンシップということで人が出たり入ったりします。人の縁って本当に奇跡だなとここに来て改めて感じました。あと1ヶ月でもお互いの期間が異なれば、ご縁ができなかったかもしれないと思うと、今目の前にいる仲間たちの尊さに気づきます。
また、北マケドニアの現地の方ともお会いすることはできなかったと思います。本当に素敵な方々に囲まれて2ヶ月半生活していたので、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
これから行こうか考えている方には、ぜひチャンスがあるなら掴んでほしいと伝えたいです。色んな理由で挑戦したくても出来ない場合もあります。しかし、”怖い”という理由で新しい世界の扉を開かないのは、とっっても勿体無いことです。新しい世界には自分が見たことのない景色や人、価値観で溢れ返っています。
何度も書きますが、Writerity shoolの仲間たちは一人ひとりが本当に素敵な価値観を持っています。ここでの体験やご縁が、最高の思い出になることは間違いないと断言できます。このブログを読んでくださっている方が少しでも海外に目を向け、勇気ある一歩を踏み出せるよう願っています。どうか素敵な未来を築いて下さいね。そして、新たな世界で新たな自分に出会えますように。
最後にwriterity schoolを通してご縁下さった全ての方々に心から感謝申し上げます。ここで出会えて一緒に過ごせた日々は本当に幸せでした。また地球のどこかで会えることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。