初めまして。Writerityの「Yochi」です。
今回は私Yochiが、Writerityで働く事になった経緯を紹介する。
目次
夢を追って、北マケドニアへ
大学三年生の春休み。この春、私は『北マケドニア』でWriterityの業務委託として働くことになった。
幼い頃から私の夢は海外で働くことだった。『My intern』や『Brooklyn nine-nine 』のような、個性あふれる仲間と仕事をする。こんな夢を実現させる為、日々チャンスを模索していた。夢の実現には2年、3年、もしくは5年。長い時間を要すると覚悟していた。しかし、チャンスは突然訪れた。
突然訪れたチャンス
秋学期の終わり頃。当初私は、春休みを利用し、マルタ島で二週間語学留学を行う予定をしていた。私はその留学の話を海外在住の兄に話した。すると兄は『二週間ではもったいない』と私に力説した。そして、『海外の求人サイトから仕事を探した方がいい』と私に勧めてくれた。私は言われるがまま、兄の指示通り、海外での仕事を探してみた。
そして、『北マケドニアに求人があるよ』と兄がWriterityの求人情報を見つけてくれた。『北マケドニア?初めて聞いた。』正直最初の感想はこんな感じだった。しかし、海外で働けるチャンス。チャンスがあるなら挑戦しようと応募した。そうして、Writerityの面接を受け、縁あって業務委託として働かせてもらえることになった。
『I get it !!』私は突然大学生の内に夢を実現するチャンスを得た。
そして、私はコロナ渦である現代にも関わらず、まだ見ぬ国『北マケドニア』へ向かった。
いざ 『北マケドニア』へ!
北マケドニアには、*マルタ島からイスタンブール空港(トルコ)を経由。乗り継ぎ時間は約10時間。そして、Turkish Airlinesの飛行機でスコピエ空港(北マケドニア)に上陸した。乗り継ぎ時間を含め約12時間のフライトであった。しかし、新天地に行く興奮からか、私は疲労を全く感じなかった。
*筆者はマルタ島に二週間留学していた為。
それどころか、『コロンブス船長もこんな気持ちで新大陸に上陸したんだな。なるほど。』と、勝手に想像を膨らましていた。次の瞬間ハプニングが待っているとも知らずに。
見積もりの甘さ
私は高を括っていた。マルタ島、ヒースロー空港では持参したesimカードが簡単に機能した。『北マケドニアも同じで、スムーズに機能するだろう。』『携帯が使えれば正直どこの国だって余裕だ』と。しかし、私は到着してすぐ、自分の見積もりの甘さに気がついた。持ってきた、esimカードが機能しないのだ。
これには驚き、慌てふためいた。そして、ここは『北マケドニア』。空港に日本語が通じる人は当然いない。海外で携帯を使えない怖さを初めて実感した。また、問題はもう一つあった。私が持ってきたカードはJCBとマスターカード、この二つであった。そしてキャッシング用のカードはJCBだけであった。
しかし現地の情報によると、JCBカードは『北マケドニア』には対応していないとの事。そのため、私の財産は事実上半分になった。脳裏に自分の甘すぎた考えがよぎる。『クレジットカード2枚ももってるし大丈夫だろう』『実際カードあれば何とかなるでしょ』と。
頼りはスコピエ空港の弱小Wi-Fi。コネクションの調子が素晴らしく悪かった。不安は俄然増した。
【救世主】Writerityのヒデさんと合流
そんな不安を抱えながら、私は出口のゲートをくぐった。すると出てすぐの場所にWriterityのヒデさんが笑顔で僕を待っていてくれた。『助かった』と私の頭の中に、”ベートーヴェン「歓喜の歌」 (交響曲第九番)” が流れた。ヒデさんは元々私を空港でピックアップしてもらう予定であった。
しかし、合流するのに携帯が使えなければスムーズで会うことが出来ない。そう私は考えていた。だが、ゲートをくぐり、すぐにヒデさんが私を迎えてくれた。その為、私は路頭に迷う事なく合流する事が出来た。そして、私の見積もりの甘さから生まれた不安は解消されたのであった。
スコピエ市内にて、Writerityのカズちゃん、ひとみさんと合流
そうして、無事ピックアップしてもらった後、私達はバスでスコピエ市内に向かった。そして、市内で待機していたWriterityのひとみさんとカズちゃんと合流した。三人の日本人と合流し、私の不安はもはや皆無であった。その後皆さんとレストランで昼食を取った。私は久しぶりに日本人と話せた事がとても嬉しかった。
また、美味しい料理も食べれて、もはやJCBカードの事など忘れていた。楽しいランチを終え、私達一向はオフリド行きのバス停へ向かった。
【ぶらり途中下車】バスでオフリドへ約3時間の旅
バス停では約30分程バスを待った。そこで驚いた事があった。私は海外渡航が二カ国目の為、他の国の事情は詳しく知らない。しかし、これは初めて体験した文化差異であった。これとは『お手洗いが有料である』事だ。お手洗いが有料であるとも知らずに、私が中に入ろうとするとお金を要求されとても驚いた。
『これが世界か』と、世界の広さを体感した瞬間であった。そんなことに驚いてる内にバスはすぐにやって来た。バスに乗り込み、私達はオフィスのあるオフリドへ向かった。片道3時間かかるバス移動であった。日本で片道3時間というと、東京から群馬県まで行ける距離である。私は少し長旅になると考えた。
しかし、窓から見える広大な景色に心奪われ、いつしか眠りに落ちていた。そして、目が覚めると、既にバスは目的地に到着していた。片道3時間。長い道のりのはずが、不思議と私には20分程度に感じた。オフリドに到着し、いよいよ旅のゴールは見えてきた。ゴールはすぐそこだ。
オフィス&部屋に到着
現地に着くとすぐに、部屋に案内してもらった。部屋を見て私は驚いた。「こんなに広い部屋を一人で使えるのか」と。なにせ私の前の留学先では、四人部屋。*高校生の時の寮生活では八人部屋と、私の人生で、自宅以外の滞在先は基本的に共同部屋であった。
*筆者は高校生の時野球部で寮生活をしていた。
そのため、この出来事には感極まり、すぐに両親、兄弟に報告した。両親はすぐに返信をしてくれたが二人の兄は既読無視であった。そんなことはさて置き、私はこれから始まる現地での業務に胸が高鳴った。
いざ、参らん!
時は流れ、私が到着して一週間。まだまだ、慣れない事だらけだが、沢山の方のサポートで私はなんとか毎日をこなしている。夢は実現してからが大変だ。しかし、この大変さは消してネガティヴなものではない。私は現地に来て、日々新し価値観に触れている。『弱い自分』『自分の強み』『自己成長』。いろんな発見がある。
夢が実現している喜びを噛み締めて。『やりたい事をやる。その為に努力する。』いつだって、どこだって、自分の軸はブレない。全ては夢の実現、継続の為に。これから残すところ約一ヵ月。少しでもこの事業の戦力になれるよう邁進していきたい。
一人部屋に感謝して!
以上WriterityのYochiでした。