今週は、マケドニアの祝日を挟んでいるということもあり、アレク先生をはじめオフィスのマケドニア人や日本人スタッフもバケーションをとっている人が多く、私は基本的には一日中自習ということに。なので、少々学習ペースが落ちたとしても、自分の興味関心に忠実に、自分のペースで動画編集の学習をしていこうと思う。
昨日今日でやったこと。まずは、集中線づくり。
はて、集中線とは?どうやら『効果線』とも呼ばれているもので、よく漫画の画面での表現効果などに使われるもの。主に、人物の感情や雰囲気、動きを表現するために描かれるそう。もちろん、私が今回挑戦するのは、動画での集中線なのでこの描線も細かい動きをしている。
ジャーン!っていう、こんな感じ。作りながら気づいたのだけど、ここ北マケドニアの国旗には集中線が使われている。(笑)
大日本帝国の旗も、赤×白でこんな感じだったような。なにかつながりがあるんですかね?
この集中線を作るには、エフェクトの組み合わせが必要で、さらにマスク(特定の場所だけを表示または非表示にする)で中心を定めたり、描画モードでレイヤーを重ねたときにどういう表示のされ方をするかを指定したり、ネスト化といって、コンポジションの中にコンポジションを入れて入れ子構造にすること、、、と、とにかく複雑。いくつもの段階を経てやっとこの集中線が出来上がった。あまりにも作業が多かったのだけど、正直、もっと簡単に、素材を見つけるだけじゃダメなのかな。。。なんて思ってしまうめんどくさがりな私。
次に挑戦したのは、3Dレイヤー、カメラレイヤー。
先週、3Dの構造理解に挫折したのだけれど、やっぱりもう少しやさしいお手本を見ながら挑戦してみたいと思い直してやってみることに。
AEの機能のひとつ、カメラレイヤーを使って、配列されているだけの文字を、カメラを動かすことによって映像を作る、というのにチャレンジ。実際はこんなイメージ。
おぉ、なんかかっこいいですね!
3D構造にするということは、X(タテ)Y(ヨコ)Z(奥行)回転軸、方向回転軸の調整が必要となる。自分がこんなことに挑戦しようとしてるなんて、自分でもびっくりです。(笑)
カメラマンになったつもりで、一眼レフのレンズを覗きながらピントを調整したりするイメージでしょうか。いや、ドローン撮影かな。寄ったり引いたりもAEのおかげで簡単に!(できる人にはできるのでしょう)
さらにここからの延長で、次は3Dオブジェクト、動くキューブ作りに挑戦。
6つの平面を組み合わせてXYZ軸の調整をして、立方体キューブを作ります。実際の映像では、アンカーポイントを定め回転させるという動きをつけて、このキューブが縦横無尽に駆け回るというなかなかかわいいビデオができました。かわいかったけど、、、なにしろ時間がかかる。(笑)
これらのことをやってみて、3Dが多少は理解できてきたかな?という感じ。今時、かっこいい映像に3Dは必須なんだろうな。映像の動きを正確にイメージできる感覚がものをいうはず。私にはないセンスだ、、、。
AEには本当にたくさんの機能があるのだけど、Adobe社によってそれは今後もどんどんアップデートされていくのでしょう。そのアップデートをわくわくしながら待ち構えているような人たちがいるんでしょうね。
私はというと、、、AEでできること多すぎ!!ヤメテ!!(泣)といった感じです、今のところ。
明日もぼちぼちやってみます。