こんにちは!WriterityのGotaです!
休日に、オフリドの近くにある国立公園みたいな山にハイキングに行ってきました!
目次
入り口までが地獄
ハイキングをしよう!ということになったので、日曜日の朝に起きてオフリドにある国立公的な?山にハイキングをしに行くことにした。
毎度毎度、ほとんど何も知らないので、まずは、どこから上ることができるのかということを地元の人に聞くところから始まる。地元民によれば、オフィスから歩いて15分ほどのところにあるガソリンスタンドのわきにちょうど入り口があるといっていた。そこのガソリンスタンドの近くにある公園にはたまに行っており、そこでよくバスケをしに行っていた。
では、何が一体地獄なのか?それは、そこまで15分ほどでは絶対にいけないということだ。いつも地元民はそこまで歩いて15分ほどだよと言うが、そんなことは絶対にない笑
そこまで普通に歩いていたら40分ほどかかる。そう、ハイキングを始める前から40分ほど歩かなければいけないのだ。ここは、もう腹をくくってハイキングに行くしかない。
日曜日の朝天気のいい日にオフィスを出て、山の入り口を目指した。途中に、おいしそうなパン屋を見かけて入ろうかなと思ったが、ハイキングを終えてからお店でピザでも食べようかなと思ったのでここはぐっとこらえて、先に進んだ。
ちなみに、オフリドにはピザやハンバーガーショップが腐るほどあるので(しかもめちゃくちゃ安い)ジャンキーなごはんが好きな人には天国みたいな国だ。40分ほど歩いてようやく、ハイキングをすることができるふもとにつくことができた。
ハイカーへの突然の試練
40分かけて、ようやくふもとの入り口まで来ることができた。しかし、それはまだ地獄の入り口に過ぎなかった。
入り口を見上げてみるとそこには階段が上まで伸びている。微妙に嫌だなーと思うくらいの階段だ。どれくらい嫌かというとお風呂に入った後におなかが痛くなってトイレに行かなければいけないくらいの嫌さだ笑
だが、階段の下で待っていても何も起きないので、上を目指して登っていくことにした。登ってみると意外とそうでもなく割とすぐに階段のてっぺんに着くことができた。階段のてっぺんは分かれ道になっており、看板が置いてある。
しかし、看板はすべてマケドニア語で書いてあり、何と書いてあるのかわからない。とりあえず、右に行ってみることにした。
ほぼ迷子に
右を選択し、しばらく進むと、なぜか道が下っている。なんか、元の場所に戻りそうな雰囲気がある。少し、怪しげな雰囲気があったがとりあえず行ってみることにした。
途中下っているときに、草陰からガサガサという音がした。なんだろうと思って覗いてみるとそこにはなんとカメがいたのだ。
なんでカメがいるのか分からない笑
山と亀とはなんともミスマッチな光景で少し面白かった。ほかにも看板には、クワガタや狐、オオカミ、ウサギ、鹿などの動物がいるというような写真もあった。びっくりしたのはクワガタがいることだ。
以前、オフィスにいるペーターと話をしているときにカブトムシって知ってる?という話をしたときに知らないといっていて、北マケドニアの少年たちはカブトムシを知らずに成長していくのかと思い、かなり悲しくなったことがあった。でも、看板にはクワガタはいるということが書いてあったのでそれにはかなり驚いた。
そんなこんなで下っていくとやっぱり、来た道に合流し戻りそうな雰囲気があったので下るのをやめて、舗装されてない道なき道を上に向かっていった。
しばらく上に向かっていくと、車の道に出た。ここからどのように進めばいいかまたしても分からないので、とにかく上に進むことにした。するとまたハイキングができそうな道があったので、そこを上ってとにかく上に上に向かって行った。
途中、家が何軒か建っており、こんなところに家を作って大変だなーと思いながらも、ハイキングをしていた。
ハイキングからロッククライミングに
上に向かって登っていると、またしても急な坂道に出くわした。
今度は階段ではないがかなり急で下から見上げるとその先が分からないくらい急な坂道だ。
とにかくここを上る覚悟をして転げ落ちないようにゆっくり登っていくことにした。転げ落ちないようにするために、途中ところどころに生えている草を滑り止めにしていくのがコツだ。
また、直線で登っていくと滑り落ちてしまうので、ジグザグで登っていくのも効果的だ。
少し登ったところから改めて後ろを振り返ってみると素晴らしい景色が広がっていた。また、横に生えている花はきれいでそこにトカゲや虫、蜂などの虫などが元気に暮らしている。
そんなこんなで、慎重に登っていき、急なゾーンを上り終えた。登り終えてみるとそこは少し広がっていた。地図も道もよく分からないのでどこに頂上があって、自分たちがどこら辺にいるのかもわからない。いちよ、道は自分たちの向こう側に続いていそうだが、山を一つ越えてさらに行かなければならない。
なので今回のハイキングはここまでということにした。
ハイキング帰りの初ギュロス(Gyros)
山から戻ってきて、ピザ屋を探していたが、話をしていたらギリシャ料理のGyrosを食べようという話になったので、オフリドにいくつかあるGyrosを売っているところを目指した。
Gyrosはギリシャ料理で、ラップ系の料理だ。中には、野菜と豚肉or鶏肉が入っており、サワークリームのようなソースと一緒に食べる。僕は本場のGyrosを食べたことがないので比べることができなかったが、ケバブみたいな感じでおいしかった。
またケバブよりもボリューミーなので男の人も十分満足できると思う。ちなみに今回いったお店では1つ300denだった。
最後に…
急なところは、登りよりも慎重に下っていった。途中少し開けたところがあったが、そこにはたくさんのごみが捨てられていた。
思い返せば、この国、北マケドニアはごみの分別がなくすべてのごみを一緒に捨ててしまう。分別が死ぬほど細かい日本からしたら想像もできなきだろうが、ビンも缶もプラスチックも紙も生ごみもすべて一緒に捨てる。
また、道にもたばこのごみや空き缶などが捨てられていて少し悲しくなる。こんなにきれいな湖と自然があり世界遺産に登録されるくらい美しい街並みがあるのに、ごみなどでどんどん町が汚くなっていってしまったりするのはとても残念に感じた。
これから、ごみの分別などが当たり前になって、きれいな自然や街並みを保ち続けてもらえたらなと感じた。
最後は、なんかハイキングが関係なくなってしまったが、帰ってきて下から上っていた山を見ると自分たちが引き返してきたところはまだ山の中腹くらいだったので、次にハイキングをするときは、もっと上を目指していってみたいと思ったので、次は頑張ります笑
では!